新潟ガラスリサイクルセンターの業務

空き瓶の選別処理

工場に運ばれてきた空き瓶は、色別の保管場所にいったん集められます。そこから投入ホッパーに入れられ、コンベアで工場内のシステムへ送られます。
工場内の主な作業は、大きく分けて破砕と選別になります。空き瓶を細かく砕いて、きれいに水洗いし、混ざっている異物(キャップ、ラベル、陶磁器など)を様々な方法で丁寧に取り除きます。この工程でカレットと呼ばれるガラスの原料に出来上がります。出来上がったカレットは、製瓶工場へ送られ、又ガラスとして生まれ変わります。

空き瓶の選別処理

ペットボトルの選別処理

自治体関係や一般企業から収集車によって回収されたペットボトルをストックヤードに貯留。手作業処理ラインでペットボトルを選別し圧縮・梱包し、一部は繊維などに再利用するため専門業者に配送します。

ペットボトルの選別処理

空き缶の選別処理

自治体関係や一般企業から回収された空き缶をストックヤードに貯留し、ショベルカーで破砕機に投入。手作業選別ラインで異物を取り除いて、磁力によりスチール缶のみ選別されプレス機で圧縮。製鉄の原料として専門業者に配送します。

空き缶の選別処理

リユースカップ洗浄

イベント会場などで、時折見かけるリユースカップの洗浄に取り組んでいます。
使い捨てタイプの紙コップよりも、環境にやさしいリユースカップを使用することでCO2排出量を大きく抑えることができます

リユースカップ洗浄

リターナブルビン洗浄・販売

リターナブル瓶は何度も使用できる瓶です。1度しか使用できないワンウェイ瓶に比べて環境に優しい容器です。
新潟ガラスリサイクルセンターでは、環境に優しいリターナブル瓶の洗浄と販売を行っています。

リターナブルビン洗浄・販売

リサイクル品再生までの流れ

空き瓶リサイクル
  • 空き瓶及びカレット
  • 破砕・洗浄選別
  • 生まれ変わった瓶
アルミ缶・スチール缶リサイクル
  • アルミ缶・スチール缶
  • 異物を取り除いて選別・圧縮
  • 工事用資材、アルミ缶、サッシのアルミ枠 etc…
ペットボトルリサイクル
  • ペットボトル
  • 選別・圧縮・梱包
  • ペットボトル

リサイクルについて

ガラス瓶も缶も、地球の大切な資源から作られています。

リサイクルした場合のエネルギーの節約率
ガラス瓶15%~20%のエネルギーの節約
アルミ缶97%のエネルギーの節約
スチール缶75%のエネルギーの節約

リサイクルが進みごみが減れば、埋め立て地の延命化が図れます。
埋め立て地の費用の節電はもちろん、何よりも貴重な土地資源を守ることができます。

家庭でできるゴミ減量 3R(スリーアール)

リデュースREDUCE発生抑制

ごみを減らす一番大切なことは、「ごみを出さないこと」です。ごみとして捨てるものを減らし、少しでもごみの減量を心がけましょう。

実践してみましょう!
  • レジ袋を断って、マイバックでのお買い物を心がけましょう。
  • シャンプーなどは詰換用を選びましょう。
  • パック詰めよりバラ売りを選びましょう。
  • 物は修理しながら大事に長く使いましょう。
  • エコクッキングを心がけましょう。(野菜などは、きれいに洗い皮ごと調理)
  • 過剰包装を断りましょう。
  • 使い捨て商品の利用を減らしましょう。

リユースREUSE再使用

いらなくなったからと捨ててしまう前に、何か他に使えないか考えてみましょう。自分ではもういらなくなったと思っても、他に必要としている人がいることもあります。

実践してみましょう!
  • ビールビン、牛乳ビン、酒ビンなどは、繰り返し使うことができる容器(リターナブル容器)を選びましょう。
  • ほしい人がいれば譲りましょう。リサイクルプラザ彩生館を活用することもできます。
  • 別のものに作り変えて(リフォーム)見ましょう。
  • フリーマーケットやリサイクルショップを活用しましょう。

リサイクルRECYCLE再生利用

リサイクルの意味は「不要になったものを原料に戻し、新しい製品として再び使用すること」ですが、リサイクルには費用がかかりますし、そのための資源も必要になります。まずは、リデュース(ごみを減らす)、リユース(繰り返し使う)を心がけ、最後にリサイクルしましょう。

実践してみましょう!
  • 地域の集団回収やスーパーなどの拠点回収に協力しましょう。
  • 市の分別収集に協力しましょう。
  • リサイクルされた商品を積極的に使いましょう。
※リサイクルするためにはルールを守り分別を行うことが大切となりますので協力をお願いします。
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